正しいお箸の持ち方を子どもに教える時のコツ

☆Point☆

お箸の持ち方の基本は、一本を鉛筆のように持ち、もう一本を添え、中指と薬指を添える

 

こんにちは、SOUMIです。

 

和と言えば、世界文化遺産にもなっている「和食」。その「和食」に欠かせないのが「お箸」です。今回はそのお箸について気になる点、扱い方などを綴っていきたいと思います。

 

気になるお箸の持ち方

 

TV番組で食事のシーンが映ることがよくありますが、気になるのはお箸の持ち方。つい変な持ち方をしていると、目についてしまいます。逆に、きれいな姿勢できれいなお箸の持ち方をしていると、つい見惚れてしまいます。

 

子どもの頃は、変な持ち方をしていると、よく注意されました。中学生になり、茶道部に入部する頃には、正しいお箸の持ち方ができていたようで、その点で指導されたことはありませんでした。

 

茶道では、お菓子を取る場面や、お茶事などでお箸を使うことがよくあります。持ち方自体はできていましたが、改めてお箸の取り方を習いました。

 

大人になって、他の国の方々と一緒に食事をする機会が増え、お箸の持ち方を教えることも多くなり、持ち方だけではなく、扱い方にも気をつけるようにしています。

 

正しいお箸の持ち方は誰にでもできる(持ち方のコツ)

 

お箸の持ち方の基本といえば、まず1本のお箸を鉛筆の持ち方で持ちます。そこにもう一本を添え、二本目には中指と薬指を添えます。この形が正しい持ち方になります。

 

鉛筆はたいていどなたも親指と人差し指、中指で挟んで持っているでしょう。そこにもう一本を添えるだけなので、誰でも簡単に持てそうです。

 

もちろん毎回一本ずつ取って持つわけではありません。お箸を二本とも一緒に手にとって、一度で基本形の持ち方をします。この持ち方ができると、お箸で細かいものをつかめたり、お豆腐などを一口サイズに切ったり、といろいろな使い方ができるようになります。

 

ちなみに1歳児でも上手にお箸を持てたりします。まだスプーンやフォークは正しい持ち方になっていないのに、です。

 

ここで効果的だったのは、うちの子の場合はbaby用の「エジソンのお箸」でした。子どもが、ママが持っているお箸を使いたがったので、1歳を過ぎて幼児食に移行した頃に買ってあげたのですが、いつの間にかそのお箸ではなくてもきちんと持てるようになっていました。興味って大事ですね。(※個人差がありますので、あくまでご参考まで)

 

きれいなお箸の取り方

 

お箸の持ち方はさることながら、机に置いてあるお箸を取る所作がきれいにできると、上品な人だという印象を持ってもらえるようです。机に置いてあるお箸をきれいに持つ手順は、

 

1.右手でお箸の真ん中辺りを上から持つ
2.左手の親指と四本の指でお箸を下から挟む(右手のすぐ左辺り)
3.右手の親指と四本の指で、お箸の下から基本の持ち方(正しい形)に持つ

 

文章にするとややこしくなりそうですが要は右手で持ち上げ、左手で一旦仮持ちし、右手で正しい形に持ち直す、ということですね。たったこれだけのことですが、するのとしないのとでは、印象が大きくことなります。

 

食事が全てお箸だけで完結するのは日本独自の文化

 

余談ですが、昔、TVCMで「お箸の国の人だもの」というフレーズがありました。日本のお箸のルーツは唐時代の中国かと思われますが、その後平安時代までに庶民へ普及したという文献を読んだことがあります。

 

ウィキペディアなどによると、お箸を使う国の中で、直接お椀に口をつけて飲むことを許容されているのは日本だけなので、最初から最後までお箸だけで食事が完結してしまうのは日本独自の文化だそうです。

 

お箸の形状も国によって異なります。中国では太いプラスティックのお箸が一般的なようです。また、韓国に初めて行った時に、平らなステンレスのようなお箸が出てきた時には、なんて使いにくいんだろうと思いました。

 

汁物を飲む際には、中国ではレンゲ、韓国ではスプーンを使用するので、直接食器に口をつけることはありません。日本のお箸に慣れてしまっていると、使い慣れるまでは食べにくいと感じました。

 

常にMy箸を持参しようと思っていつも忘れてしまったり、持っていてもなんとなく出しにくいと思ってしまって、なかなかMy箸を活用するまでに至っていませんが…いつか手に合うお箸に出会えれば、携帯したいなと思っています。

 

お箸は丁寧に扱うのがポイント

 

きれいなお箸の持ち方は、正しく持つこと、手に取る時にも一手加えて丁寧に扱うことがポイントです。普段の食事の際にも、その一手を忘れずに、姿勢を正して丁寧に扱えるよう、気をつけたいと思います。

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