☆ポイント☆
ひな飾りを飾る日やしまう日は明確に決められていない |
こんにちは、SOUMIです。
節分が過ぎるとスーパーなどでは一斉に「ひな祭り」用のお菓子がディスプレイされ、早くひな人形を出さなければ!と追い立てられている気がします。
とはいえ、なかなか重い腰が上がらなかったりするわけですが、一体ひな人形はいつ出していつ片付けるものなのでしょうか?
そもそも、ひな祭りってどんなお祭りなのでしょうか。
ひな祭りの歴史
もともとは自分の身代わりとして紙や布切れで作った人形(ひとがた)に自分の厄災を書いて海や川に流す風習が始まりといわれています。
それが平安時代に「ひいな遊び」という人形遊びと結びつき、江戸時代以降におひな様を飾り、桃の花や白酒、菱餅を供えて祝う現在の形になりました。
おひな様には、子どもの身代わりになって事故や病気から守ってくれますように、という願いが込められています。
また、ひな祭りはもともと上巳(じょうし/じょうみ)の節句であることから、みっかの「み」とちなんで3月3日に祝うようになったようです。
東北や北陸などで積雪が多い地域や寒冷地など、旧暦の3月3日や新暦の4月3日に祝う地域もあります。
ひな飾りはいつ出せばよいのか
そもそも飾る時期に明確な決まりはありません。
とはいえ、ひな祭りは春のお祭りです。気象庁が定義している春は3月から5月ですが、暦の上では、2月4日頃の立春以降、5月6日頃の立夏までが春となります。
従って、立春を過ぎた頃から2月中旬にかけて出すのが良いとされています。
前日に慌てて飾る「一夜飾り」だけは避けましょう。縁起を担ぐというよりは、大切なおひな様を心ゆくまで愛でるために早めに飾りましょう、ということです。
そういえば、子どもの頃は忙しかった両親が週末になんとか時間を作り、一緒に7段飾りを出して並べたものでした。お人形やお道具を一つ一つ包み紙から出すのは、なんだかワクワクしました。
最後の一つを並べ終えた時には、ある種の達成感を感じたものです。
年に一度、この時期にしか見ることができないおひな様達をできる限り楽しむには、やはり立春を過ぎた頃に飾るのが良いのでしょう。
ひな飾りはいつ片付けるべきか
ひな祭りを旧暦で祝う地域もあることから、うちでは旧暦のひな祭りが終わってから片付けたものでした。実際は片付ける時期がちょうど繁忙期だったので、「遅くなると嫁に行き遅れる」という迷信も気にせず、一段落ついた頃に片付けていただけなのですが。
調べてみると、片付ける時期も特に決まってはおらず、行事が終わったら早めにきちんと片付けることを推奨されているだけのようです。
いつまでも飾っておくと、大事なおひな様に埃がかぶってしまうため、人形には悪影響の湿気を避けて、お天気が良く、やや乾燥した日に大切にしまうのが良いでしょう。
ひな飾りの飾り方
マンション等の住宅事情などにより、お内裏様だけの飾りや全体のスケールを縮小したもの、5段に省略したものなどを飾ることが多くなりましたが、本来の飾りは7段飾りです。
・ひな壇を組み立て、緋毛氈を敷く
(緋色は魔よけの色とされている中国の伝統文化の影響と考えられます。)
・人形を出し、小物を持たせる
(男雛の笏や太刀、冠など、女雛の冠や扇など、三人官女の道具類、五人囃子の太刀や楽器類、右大臣・左大臣の太刀や弓矢など、様々な小道具があります。)
・内裏を飾る
男雛と女雛の飾り方は2種類あります。
古式…京雛とも呼ばれています。宮中内裏における天皇の並び方を模して、男雛は左(向かって右)、女雛は右(向かって左)に並べます。
現代式…関東雛とも呼ばれています。現在の皇居での並び方を模して、男雛は右(向かって左)、女雛は(向かって右)に並べます。
ひな人形のお道具は、当時の嫁入り道具などを反映しています。大阪府堺市では2月から3月にかけて「七まち町家 ひな飾りめぐり」というイベントがあり、いろいろなひな飾りを見ることができます。
人形の表情や衣装から時代を読み取ったり、その当時の様子を想像するのも楽しいですね。
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