友人宅を訪問する際の手土産のおすすめや予算、渡し方などのマナーについて

☆Point☆

友人宅に食事で招かれた場合の手土産の相場は、一般的に2,000~3,000円。

 

こんにちは。SOUMIです。

 

先日、友人宅のパーティーに誘っていただきました。あまりそのようなパーティーに参加したことがないので、何を持って行けばよいのか悩みました。

 

飲み物やお料理は用意してくれているし、基本的には会費制でしたので、極端に言えば手土産がなくても問題はなかったかと思いますが、手ぶらでというのもなんとなく申し訳ない気がして…こういう時、何を持って行くのがよいのでしょうか?

 

友人宅を訪問する際の手土産のおすすめ

 

一言でお薦めと言っても、予算や相手の好みなどで一概に「これ!」というのが言えないのが現実だと思います。ここで考えておきたいポイントが2点あります。

 

1)どの程度の友達なのか

幼馴染や同級生、同僚、習い事の仲間、友達の友達…等々、友達関係といっても薄いものから濃いものまでいろいろあります。また、相手の好みまでよく知っている間柄なのか、知り合って間もないなどであまり知らない間柄なのかでも、選択肢は異なってきます。

 

例えば、幼馴染や同級生など、よく知っている間柄の場合、洋菓子が好きなのか、和菓子が好きなのか、甘いものは苦手なのか…など、相手の好みも想像がつくので、選びやすいと思います。

 

一方、相手の好みがあまりわからない場合は、和洋問わずあまり甘くないものや旬のフルーツ、お茶(ティーパックやドリップコーヒーなど)も選択肢の一つとして考えられるかもしれません。

 

2)どういった目的の訪問なのか

 

訪問する目的としては、近況報告、転居や結婚・出産等のお祝い、ホームパーティー等々、さまざまな状況が考えられます。

 

例えば、近況報告する目的なら、その日のお茶菓子にできるケーキやシュークリーム、おまんじゅう等の生菓子を持って行くことが多いです。一緒に訪問する人数が多ければ、相談し合って洋(和)菓子担当、フルーツ担当、ドリンク担当など分担し、後で清算するのも良いでしょう。

 

転居や結婚、出産等のお祝い等の場合、金封とともにお渡しするでしょうから、そのお台にできるような箱に入ったお菓子が良いでしょう。

 

内容量としては、相手の家族構成はもとより、他の方々がお祝いに駆け付けることを想定して、その際のお茶菓子として出せるような個包装されていて数がたくさん入っているものを選ぶと活用してもらえるかと思います。

 

ホームパーティーなら、パーティーの趣旨にちなんだものや、その場で皆さんに食べていただけるようなお惣菜、フルーツなどのデザート、飲むのが好きな方ならおつまみやアルコール類などはいかがでしょうか?

 

友人宅を訪問する際の手土産を購入する時のマナー

 

一般的に、前もって訪問する日時が決まっている場合、手土産は前日までに用意しておいた方が良いでしょう。理由がない限り、当日に訪問先の近所で買うことがないようにするためです。

 

多忙で訪問するまでに時間がなく、どうしてもという場合は、一言その旨を添えてお渡しすると良いでしょう。受け取る側によっては、近場で購入するのは失礼だと考える人もいらっしゃいます。

 

というのも、近所ならいつでも買おうと思えば買えますし、中には「決まっていたのに準備していない=適当な扱いをされている」と取る人もいるかもしれません。

 

個人的には、リクエストがあったり、フルーツなどの傷みやすいものなどの場合は、逆に近いところで購入する方が良いと思いますが、そこは臨機応変にしたいところですね。

 

そういう意味では、関係性が薄いような友人宅訪問ならば、無難に日持ちするような箱に入ったお菓子の詰め合わせが良いでしょう。

 

友人宅を訪問する際の手土産の予算や相場

 

NIKKEI STYLEによれば、友人宅訪問時の手土産の相場は2,000~3,000円とのことです。

 

私の場合、友人関係の深さや訪問する頻度などにもよりますが、お茶だけの場合は1,000円~1,500円程度、ご飯をごちそうになったりする場合は2~3,000円程度を目安にしています。

 

頻度が多い場合は、毎回渡すと相手が気を遣うので、1,000円以下もしくは無しで行くこともあります。※お互いに行き来することが多い場合、お互いに「無し」にしようという協定を組んだりすることもあります。

 

お祝いなどのお台にする場合は、包む金額によりますが、2~3,000円程度が一般的ではないでしょうか。

 

お免状代やお免状式のお礼など、一緒にお渡しする金封が高額になる場合は、4~5,000円程度が良いかと思います。(確か、以前に上級のお免状をいただいた時に、幹事さんがその程度のものを用意してくださっていたように思います。)

 

予算に見合った手土産を購入する際に、もう一つ気をつけている点があります。それは手土産の内容量です。

 

例えば、近況報告しあうために友人宅を訪問する場合、ケーキを購入するとします。その数は自分や同伴者、友人+友人のご家族分を想定して購入すると喜ばれるでしょう。

 

カットケーキ等1個の単価が高く、同伴者と割り勘しても予算を超えてしまうような場合は、ホールケーキやパウンドケーキ(長方形のもの)、ロールケーキなどを購入してはいかがでしょうか。この場合、カットする際に個数を調整することが可能です。予算的にも合わせやすいのではないかと思います。

 

箱に入ったお菓子を購入する際も、相手の家族数や日頃の訪問者の頻度によって、数が多いものにするのか、少ない人数で消費できるほどの量にするのかを検討すると良いでしょう。不明な場合は、無難にある程度数が入っているもので、日持ちがするものにすると、受け取る側も消費しやすいのではないでしょうか。

 

友人宅に訪問した時に手土産を渡すタイミング

 

基本的にはお伺いして招き入れていただき、一通りあいさつした直後くらいのタイミングで渡すのがベストでしょう。

 

しかし、場合によっては少し時間が経ってからが良いということもあるでしょう。
特に、ホームパーティーなどの場合、開催時間前に到着すると、ホストが準備に追われていたり、続々と集まってくるゲストの対応に追われていたりすることがあります。

 

そんな時に手土産をお渡しすると、それで手が止まってしまうこともあるでしょう。そのような場合は、少し落ち着いてからお渡しする方が良いでしょう。

 

冒頭で触れたホームパーティーがまさにそれでした。到着した時はお料理をされていて、渡すタイミングがつかめず、一言添えたかったというのもあって、しばらくして少し落ち着いてからお渡ししました。

 

結局、飲めない私はアルコール類のことがよくわからないので、変わった味のチップスを持参しました。楽しい仲間のホームパーティーだったので、「みんなで食べることができて話のネタにもなるもの」というコンセプトで選びました。

 

その結果…友人には「こういうの好き!」と喜んでもらえました。

 

相手に気を遣わせ過ぎず、目的に合った品物を自然に選択できるように、日ごろからアンテナを広げておけるといいですね。

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